2015年01月28日

一緒に音を出す事の意味

「自分自身が、どのように音楽を学んで来たか?」を振り返ると、20代前半からの10年間近くは自分よりも遥かに上手い人達のバンドに入れてもらい、いわゆる「現場での下積み」を経験して来ました。

当時は、ほぼ毎晩どこかのお店でピアノを弾いてました。
で、当然僕だけ下手なので、とことんボロクソ言われる訳ですね。
バンドのメンバーに言われ、お店の関係者に言われ、お客さんに言われ...良くも悪くも体育会系ですから、相当キツいものでした。

それも、一人前にギャラはもらえるので、それが尚更キツかったです。
言い訳出来ませんから、本当に必死でした。
無理な力で弾くので、指が突き指したようにボロボロになるし、当然毎晩ヘトヘトです。

もちろん他人から言われるまでもなく、自分が下手な事は一緒に音を出せば一瞬で思い知らされる訳で、それはそれで惨めな毎晩でした。
しかし、辞めたいと思う事は一度もなく、また首になる事もありませんでした。
今考えると、よくぞ皆さん我慢して下さった!と思います。

その「下積みの現場」で学んだ一番の事は「一緒に音を出す事の意味」です。
「一人でやってるんじゃないよ!」という事です。

自分の音と一緒に演奏している人の音が、近づいたり、離れたり、溶け合ったり、反発しあったり...一曲の最初から最後まで、あれこれと変化を繰り返しつつ進んで行く訳です。
だからこそ面白く、そして飽きない訳ですね。

まずは全体を聴く事、感じる事であり、決して自己完結しない事だと思います。
相手を感じさせ、相手から感じながら一緒に音を出す事で、音楽を創造する事がとても大切であると思います。

その日、その時、その人とその場所で、ニ度と再現出来ない「何か」を表現出来れば本望です。
「日々是精進」あるのみです。

posted by ハロハロ at 01:57| 愛知 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ハロハロ日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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